〈ゴルフスイングの答え〉復刻版

ゴルフ技術の新しい視野を開拓しませんか?〈2003年頃に日本国内のネットで公開したゴルフスイングの答えをリニューアルします〉

第3章、『パース理論』の説明

ノラネコ絶滅危惧種


1、『パース理論』の重要性


この論文の中に書かれている理論は、全て『パース理論』の上に成り立っていま す。


『パース』は先に説明した一点透視図法のような簡単なものではありません。大変 難しく奥の深い理論です。もし貴方が『パース理論』を理解できないのでしたら、そ の先には一歩も進んではいけません。


『パース理論』とは、絶対的な空間感覚といえます。 それを身につけただけでも例えばプロならば、革新的にゴルフのレベルが上がるで しょう。


透視図法に詳しい私自身がその感覚によるゴルフ理論(『パース理論』)を完成させ るのに3年かかりました。 しかし私がその透視図法を身につけるのには(もちろん絵が上手くなる為ですが)


実に6年もの歳月がかかったのです。


普通の人の中には絵が苦手な方もいるでしょう。才能が無いと思われている方もい らっしゃると思います。


ですが大丈夫です。


『バース理論』とは純粋な技術です。しっかり理解し努力すれば誰にでも身につく ものなのです。 センスや感受性といった才能ではないのです。


ただし! 少し難しいので、頑張ってください。


もう一度言います! もし貴方が『パース理論』を理解できないのでしたら、その先には一歩も進んではい けません。


その先の理論はス・ベ・テ・『パース理論』の上で行なわれる事なのです。 これだけは忘れないで下さい。




2、パースの説明1


それでは、『パース理論』について説明していきます。


前に説明した一点透視図法ですが、よく考えてれば気がつく事があります。 平行な二本の線が向かう点Pの反対方向にも無限に線を伸ばせば、そちらにも消 失点が存在することです。


例えば駅のホームで線路を見るとその線は次の駅(消失点)に向かって延びてい ます。


(参考写真)


その逆の方向を見るとそちらにも消失点(前の駅)があります。


つまり前に説明したように『パース理論』とは、自分より遠くにあるほど小さく見え


近くにあるほど大きく見える現象を基本原理にしているものなのです。 したがって消失点からモノサシで線を引いた様な簡単な解釈では何もわかりませ ん。


なんだか変に解らなくなって来たでしょう! それでは解かりやすく整理して考えて みましょう。


想像してください。


まず自分とは貴方の頭です。〔青色〕


貴方の目の前に、たくさんの透明なボールが整列しています。 貴方は視野が90度と仮定してそのボールを見ています。(図3-A)


1番手前の列のボールは1個見えています。


2番目の列のボールは 3個横に並んで見えています。


3番目の列のボールは 5個横に並んで見えています。


4番目の列のボールは 7個横に並んで見えています。


5番目の・・・・・・・


図3


これが貴方にはどのように見えているかを絵にしてみると、図3-Bのようになりま す。


一番大きなボールが一列目です。(このボールの中に頭を入れて見ていることにな りますので、現実には2列目からしか見えません。)


後ろ(遠く)の列になるほどボールは小さく見えます。


前(近く)の列のなるほど大きく見えます。 貴方はこのようなシステムで、物を見ているのです。


このシステムが『パース理論』なのです。




3、パースの説明2


『パース理論』の基本原理が解ってきた所で、前に説明した2本の平行な直線につ いて考えてみます。


2本の直線には消失点が2つ存在すると駅を例に説明しました。 一点透視図法では点から離れていくほど2本の線は幅を広げていきます。しかし、 そのまま伸ばせば2つ目の点に向かってまた集まっていきます。


いったい人間の目にはその2本の線はどのように見えているのでしょう? 少し難 しくなります。よく考えてください。


まず透明な球体を想像してください。(図4) 貴方は球体の中にいます。球体の中心に頭があります。 その球体に地球儀でいう経線を引いてください。北極点(N極)、南極点(S極)に貴 方の両耳がそれぞれ向くようにします。 経線(赤線)の1本と貴方の目線が一致するようにします。




2本の平行な直線ですが 1本は貴方の目線と平行に目の前に置き、もう1本はそ の線の真上に置きます。 (経線は透明で、2本の線は見えているとします。)


さて・・・貴方にはどのように2本の線が見えるでしょうか? 次の「4、パースの説明3」に続きます。



目の前の直線を右側へ無限に伸ばしていきましょう。伸ばした先には、必ず消失点 が存在します。消失点はどこにあるでしょう?


消失点はその線と平行な直線が全てそこに伸びてゆきます。 貴方の両耳を結んだ直線は目の前の線と平行です。 貴方の右耳の先から球体に接する点、その点を北極点(N)としましょう。


90度右を向いてください。貴方の視界の中心に北極点(N)があります。(図5参照)




おや?!


先ほどの両耳を結んだ直線がみえません?? そうです、貴方はその直線を真横から見ているからです。 その線は今貴方の目の前に点(北極点)になって存在するだけです。 その線の消失点は何処にあるのでしょう?


そうです! その線を無限に延ばした先も同じ点になります。 貴方の両耳を結んだ線の右側の消失点は球体の北極点(N)になります。


つまり、その線と平行な貴方の目の前の直線の右側の消失点も同じ消失点になり ます。


同じ事を左側で行えば直線の左側の消失点は南極点になります。 貴方の目の前の直線は左右それぞれの消失点(北極点、南極点)に向かって伸び てゆくことになります。


以上の事から、貴方の目の前の直線がどのように見えているかの答えは、先に球 体に引いた経線(図5の赤線)と同じように見えることになります。




5、パースの説明4


貴方の目の前の直線の真上に平行に置いたもう一本の直線について考えてみま す。(図4参照)


これはとても簡単です。


その線と水平になるように少しを見上げてください。 後は上記「4、パースの説明3」と同じように考えてみれば、図6-Aの緑色の経線 のように見えることになります。


図6



『パース理論』では、2本の直線はそれぞれ図6-Bのように見えることになります。 赤線は直線に見えますが、実は貴方は球体の中から経線のような曲線を見ている 事になります。 そして2本とも 北極点、南極点に向かっています。


『パース理論』では、全ての直線がこのように曲線になります。




6、パースの説明の補足


目の前に直線がある。 どう見てもそれは直線であり、球面に接する経線の形には見えない。 何よりそれが何を意味するのか解らない・・・


と、このように思われている方も多いと思います。 しかし、それがこの『パース理論』最大の真価であるともいえます。


一番初めにフェイスの向きについて触れたことを思い出してください。 人間の目はそれが直線である、と思い込む事によって本当にそれを直線として見 てしまうのです。 貴方の物の見方は、貴方の思い込みによってその像を歪めてしまっているのです。


それこそが貴方のスイングを歪め、いくら練習しても安定ない謎めいた物にしてしま っていたのです。


星座を思い浮かべてください。


例えば北斗七星で考えてみましょう。誰でもあの柄杓(ひしゃく)の形を思い浮かべ ますが、実はあの星々の地球までの距離は一つ一つバラバラです。しかし人間の 目にはそのあまりにも遠すぎる距離に、あの形として平面についているように見え てしまいます。


元々人間の目には素晴らしい能力があります。あらゆる動物の中で最も物を立体 的に正確に色鮮やかに見ることが出来るそうです。


それは人間の高い知能によってもたらされる物なのですが、星座のようにそれをあ る形として認識すると、そのようにしか見なくなるような錯覚も招きます。



(写真はリアルに描写します。)


ですから直線を真っ直ぐなイメージとして考える上で、もし貴方がこの『パース理論』 を理解しにくい物にしているのでしたら、考え直して欲しいのです。


『パース理論』とはスイングの型ではありません。 実は私の考えでは、元々ゴルフとは簡単なスポーツであり、何かそれを難しくしてい る元凶があり、それさえなければ誰でも直ぐに簡単に行える物であると認識してい ます。


プロゴルファーは簡単にゴルフをしているように感じます。 自分でもやってみたら簡単だった!


『パース理論』とは、そう思えるようになるための理論なのです。 貴方がこの理論を素直に受け入れ、よく理解してくださる事を望みます。




7、パースの説明の補足2


貴方が直線を経線として認識できない原因は、貴方の立体感覚にあります。


まず片目をつぶって下さい。 そして星座のように見えている映像を球面に映してください。 片目をつぶると、直線と経線の区別がつかなくなります。


そうです! 実は直線と経線は片目づつみると同じ形に見えます。 では、なぜ両目で見ると二つの線は違って見えるのでしょう?


図7の表をみてください。


解り易くするために経線を縦にしました。


直線の場合、自分に近くなると左右の目から見た線の差(図7-表左右の見え方の 差参照)は大きくなります。遠くなるほどその差は小さくなり消失点ではゼロになりま す。


経線は自分から常に同じ距離なので、左右の差(距離)は同じになります。


図7-表


この左右二つの絵のギャップ(差)を脳のスーパーコンピューターで3D計算してひと つの立体的な映像として認識するのが、人間の見るという機能です。


それによって直線は直線として、経線は経線として認識されます。


問題はその計算にいろいろな情報が加えられて歪んだ形として認識されてしまう事 です。


そこでこの『パース理論』を新しい情報として貴方の脳にインプットしてほしいので す。


貴方の今までの認識では直線は真っ直ぐに伸びてゆきます。


その先は実際の消失点より前方にずれています。


これからは、貴方の耳の高さ、方向にある消失点に向かって経線の軌道で延びて いるのだとインプットし直してください。


このインプットし直すことを『パース理論』の中で、または『パース理論』上でと表現し ますので、覚えておいてください。

第2章、このスイング理論の 一番の主軸『パース理論』

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1、『パース理論』の簡単な説明


ベンホーガンには スイングにおける秘密がある、といわれています。 彼はゴルフ史上最高に正確なショットを何度でも打つことができたそうです。 それもほとんどミスする事無く・・・ 彼の秘密とはそれを可能にする為の彼が見つけただろう秘訣の事です。


私の理論の秘密は『パース理論』です。 パースとは 絵を描くときに使われる、透視図法(トウシズホウ)の事です。 私はデザインの学校に行き、絵を描いておりましたので日常ですが普通の方には 耳慣れ無い言葉かもしれません。 別の言い方だと遠近法ともいいます。


簡単に説明すると、同じ大きさのものでも遠くにあれば小さく、近くにあれば大きく見 えるという論理です。


例えば2本の平行な線があったとすると、その線が無限に遠くに伸びればその2本 の幅は無限に小さくなり「点」になります。 その「点」から線を伸ばせば、全て2本の線と平行になります。


そのような点(P)を元にビルなどを描くとき使われるのが、一点透視図法(図1)で す。


図1


図1の点(P)から引かれる線は全て平行である、と言う事になります。 平行な直線の定義は接する事無く同じ距離を保つ(2本の)線です。 が、透視図法では点P(この点を消失点といいます)に向かい接近していくという 事になります。




2、『パース理論』の一例(フェイスの角度)


さてこの透視図法(パース)とゴルフスイングがどう関係するかですが、簡単にア ドレス時のフェイスの向きを例に説明します。


通常、アドレス時のフェイスの向きは ターゲット(飛球線方向)に直角、図2-Bの 青線のようにスクエアーです。 『パース理論』では 図2-Aの赤線のように少しだけオープンになります。勘違いし て欲しくないのですが、オープン(開く)とはいっても周りの人には、スクエアーに見 えます。


図2


*そして物理的にはそれがスクエアーである、といえるのです。


つまり『パース理論』を考えないスクエアーなフェイスの向きは (本人の感覚とはち がって)物理的には少しクローズになっている事になります。 クローズになると、どのようにスイングに影響するかはよくご存知であると思います ので省略します。


さて! 貴方のフェイスの向きは今まで本当にスクエアーでしたか?


(注意!:図2-Aは 簡単に説明するために簡単なパースにしました。一点透視図 法は不正確な表現ですので、スイング調整等には不向きです。)

第1章、このスイング理論の特徴と 他の理論書との違い

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ボビー・ジョーンズ


ベン・ホーガン


ジャック・ニクラウス


ニック・ファルド


タイガー・ウッズ


私の憧れるゴルフ史に残る最高のゴルフプレイヤーです・・・


私は彼らのスイングと力強い球筋に憧れ、練習場で何千球もボールを打ち自ら のスイングを日夜研究してきた、この論文を読まれている貴方と同じアマチュアゴ ルファーです。


私は貴方と同じようにゴルフ入門書やビデオを見て研究し、彼らのようなスイングを 目標に今まで幾度となく(彼らのような) 最高のスイングを身に付けたと思い込んで は、その次の瞬間(特にビデオに映したとき「何一つ変わらないスイングフォーム」と 「相変わらず上下左右にとんでゆく自らの打球」を目の当たりにした時)落胆しては 又研究し直す、といった事を永遠と繰り返してきた平凡なアマチュアゴルファーで す。


このような思いは(プロも含めた)どのレベルのゴルファーにもあてはまる事であ り、その欠点をなくす決定的な『答え」』を求めて全てのゴルファーは日々努力するの であるが、その『答え』を教えてくれるゴルフ入門書や ビデオに少なくとも私は出会 った事は無い・・・


私が知りたい『答え』とは、その感覚を維持しておけば永遠にナイスショットが打て るものです。


練習しなくても、又どんなに体調が悪くても、どんなクラブでも、どんなライからでも、 いくらプレッシャーがかかっていても、自分の打ちたい球が100%打てる方法です。


それは、誰もが心に秘めている誰もが知りたい究極のテーマだと思います。


その『答え』を発見したゴルファーはいたのでしょうか?


上記に示したゴルフ史に残る名ゴルファー達は、はたして知っていたのでしょうか?


私は、その『答え』を見つけました。


私が見つけた『答え』は精神論ではありません。


練習あるのみといった経験論ではありません。


もちろん現存するスイング理論を上手くまとめたものでもありません。


私が見つけた『答え』は、ゴルフ理論を終結させるものです。 貴方の疑問を解いた『答え』なのです。


この理論を知る前に断っておきたい事があります。 これは誰にも役に立つ物ではありません。 この理論が役に立つかどうか以下の条件を参照してください。(100点満点)


① これからゴルフを始める初心者の方・・・0点(*他の入門書推薦) ② 難しい事はよくわからないという方・・・0点 [難しいのでだめです] ③ スイング理論は任せとけ! というアベレージゴルファー・・・75点 ⑤ 中級者、シングルからプロの方・・・90点 ⑥ 究極のスイングを身に付ける為には全てを捨てて努力するという方・・・100点


④ スイングはフィーリングだ! というアベレージゴルファー・・・50点


今現在、とてもいいスイングをしている方は要注意です! 上記の点数が高くとも貴方のスイングは全て壊れます。 貴方のもっているフィーリング、距離感、方向感覚、球筋がリセットされーからやり 直すことになります。


私は何の責任もとりません。


ですが私はこの理論に100%の自信があります。 あなたのスイングを究極にまで高める自信があります。 もし貴方が私を信じてみたいと思ったら、最後まで読んでください。 もし貴方が私を信じられなくなったら、いつでもすぐに止めたほうがいいです。


この理論はそれだけ危険なものなのです。 貴方が生まれて初めて使う筋肉もあるとおもいます。 貴方が生まれて初めて行う動きもあります。 ストレッチ等よくしてから実践してください。 怪我に気を付けて下さい。


*初心者の方には、デービット・レッドベターの「ザ・アスレチック・スイング」をおす すめします。